人間が生きていく社会において、人付き合いをする機会は多いでしょう。
小さなお子様でも公園で出会った新しいお友達や、幼稚園でも沢山の人間と人付き合いをしていきます。
そこから大人になるにつれて人付き合いをする場面はどんどんと増えていくのです。
もしその人付き合いに対して嫌気がさしたり、疲れを感じてしまったら人間は果たして生きていけないのでしょうか?
もちろんそんなことはないでしょう。筆者も人付き合いがあまり好きではないため、一人で仕事ができるフリーライターを選んだのです。
だから大丈夫!と言いたいところですが、どうしても人付き合いから避けられない方もいますよね。
今回は人付き合いと上手く付き合えるよう応援したく、こんな記事を書いてみます。
なぜ人付き合いが面倒くさいと思うのか
小さい時から現在まで少なからず人付き合いをしてきたでしょう。それは好んでやっていたのではなく、勝手にくるイベントのようなものです。
多くの人は人付き合いに対して別に何とも思っていなかったり、当たり前のように過ごしているかもしれません。
それではどんな時にどういった理由で人付き合いを面倒くさいと思うのか見ていきましょう。
自分が今いる環境
自分が現在おかれている状況や環境によって人付き合いが必要とされる場面があります。
そういった場面では人付き合いがストレスとなる可能性もあるのです。
職場や学校
職場や学校にはほぼ毎日のように行くことになるでしょう。
学校によっては部活があったり、仲の良い友達だけではなく年上の先輩や先生、あるいは自分の苦手な人とも接する機会があるかもしれません。
同じく職場においても、上司や相手先、また顧客など自分が所属している会社以外の人とも人付き合いをする機会があります。
このように自分の心を許した相手以外とも人付き合いをする場面が出てくる環境が、面倒くさいと思わせてしまう要因の一つとなるのかもしれません。
ご近所付き合い
毎日家に閉じこもって一歩も外に出ない、という人なら構わないかもしれませんが生活上それは厳しいですよね。
ゴミを出すタイミングでもご近所さんと遭遇するかもしれませんし、職場や学校に向かうタイミングでも無きにしも非ず。。。
また引っ越しをしてきたのなら、「お世話になります。」と挨拶もするでしょう。
ご近所さん同士で仲良くなれば世間話をするだけでも楽しいですし、何かのイベントに誘われるかもしれません。
しかし仲も良すぎてしまえば身内の事情を探られたり、噂話が広まってしまったりとデメリットもあります。
あまり深く首を突っ込まれたくない人にはたまったもんじゃありません。
かといって挨拶を無視したり、話しかけられても無碍にしたりするのは返って生活環境を悪化させてしまう一部ともなります。
そういったバランスのとれたご近所付き合いを作るのが難しく、対応することに面倒くさいと思ってしまうのかもしれません。
精神的な理由
もし鬱病などの気分が落ち込んでしまう精神病にかかっている場合は、人付き合いがとても億劫に感じられる場合もあるでしょう。
元々人付き合いが苦手だったり嫌いだったりしなくても、精神的な理由で今は人付き合いをしたい気分じゃないと感じることもあります。
また精神病の症状によっては「誰かに悪口を言われている。」と被害妄想をしてしまうケースもあるのです。
そもそも人付き合いが得意じゃない
状況や環境などにとらわれず、「もう自分は生まれた時から人付き合いが得意じゃない、嫌いだ。」と思う方もいるかもしれません。
人付き合いが必要な場面において、何度かトライしてみたものの自分の予想外の結果になってしまったり。
あるいは人付き合いにおいてトラウマなど、悪いイメージが定着していたり様々あるでしょう。
自分は人付き合いが得意じゃないし好きでもないけど、しなくてはならない場面においてストレスとなってしまうのではないでしょうか。
面倒くさくなってしまう人付きあいとは
人付き合いには友情や恋愛など様々なケースがあります。
その中でも具体的にどんな場合に面倒くさいと感じてしまうのか挙げてみます。
相手と自分が対等じゃない
ここで挙げる対等な関係というのは、自分の気持ちを正直に伝えられたり、どっちが上か下かなどの要素が無い関係です。
例えば人付き合いの相手が上司だったり自分より年齢が上だったりすれば、あまり言いたいことも言えなくなってしまうのではないでしょうか。
また自分が相手からなめられている場合でも、何を言っても相手に受け取ってもらえなかったりと気持ちの良い付き合いが出来ません。
対等であれば会話のラリーも対等であるはずです。自分ばっかり相手をほめたり、自分ばっかり我慢をしていたりすれば疲れてしまうのも当然でしょう。
毎日毎日顔を合わす関係
学校や職場のみならず、恋愛関係だったり夫婦や家族でも同じことが言えます。
毎日のように顔を合わせていればその相手のマイナスな部分が見えてしまう可能性があるでしょう。
また仲がどんどん良くなるにつれて心を許し、遠慮がなくなることもしばしば。
そうすると悪気がなく失言をしてしまったり、喧嘩になってしまったりとストレス要因が生まれます。
他にも、どれだけ仲が良くても毎日一緒にいれば話題が無くなったり、淡々とした付き合いになる場合もあるのです。
そうした毎日の繰り返しに嫌気が差して面倒くさいと感じることもあるのではないでしょうか。
【ケース別】人付き合いに疲れたらやってほしいこと
人付き合いをする環境や状況に合わせて、面倒くさかったり疲れたりした時に筆者がやってほしいと思うことを書いてみます。
あくまでも筆者の一意見となりますので、アドバイス程度に受け取ってください。
SNS
SNSで人付き合いが面倒くさいと思ったのなら、一旦SNSから離れてみましょう。
コメントなどの返信や相手とのやり取りに疲れているのであれば、ある程度返事をしてから「@ちょっとお休み中」など一言添えれば相手にも柔らかく伝わります。
またどうしても知りたい情報を得るためにSNSから離れられないのであれば、人付き合いアカウントと情報収集アカウントと作り分けるとオススメです。
職場や学校
私が実際に行っていたことですが、職場でも学校でも忙しいフリをすると有効です。
それぞれの相手と別に縁を切りたい訳ではないけど、人付き合いに疲れている時に非常にオススメです。
忙しいフリをすると「本当は人付き合いしたいけど、どうしても忙しくて出来ない」というニュアンスで言い訳できます。笑
しかし人によっては目ざとく本当に忙しいのか探ってくる方もいるため、「忙しい」ではなく「やりたいことがある」等と表現を上手く変えていきましょう。
ご近所付き合い
挨拶は絶対こっちからしてやると決めて、挨拶出来たらそれで終了オールオッケーの気持ちで過ごしましょう。
挨拶さえしてしまえば、後は早歩きで現場を離れれば相手も話しかけづらくなります。
しかし挨拶をしたことによって相手も自分が嫌われてるとは思いませんし、また時間がある時に声かけようかなとなるはずです。
ちなみに筆者は挨拶をしないのが一番NGだと思ってます。
うつなどの精神的問題
病院で診断された上で自分が精神病だとはっきり分かっているなら、絶対に無理をしないでください。
また嫌われたくないなと思う相手には、その旨を伝えて「あなただけじゃなくて、今は色んな人と距離をおきたい時期だ」というニュアンスで伝えるのも得策です。
筆者は信頼している人に自分の症状をあらかじめ伝えておいて、たまに人付き合いしたくない時が来るけど元気になったら連絡すると約束しています。
別にどう思われても良い相手には自分の状況を伝えずに、無理して人付き合いしなくて良いです。
分かってくれる人に分かっててもらえればそれで良し!
人付き合いをすることのメリット
人付き合いは決して面倒くさいものだったり、疲れたりするだけのものではありません。
人付き合いをすることによって様々なメリットがあります。
人付き合いのメリットを考えることで、人付き合いにおいての対応の仕方など変わってくるのではないでしょうか。
色々なことを学べる
人付き合いをすると色んな人間性などを知ることができます。
自分の言動によって相手はどう返してくるのか、何を思うのかなど沢山の情報を得られるのです。
実際に人付き合いをすることは、こうすると良い、これは言っちゃいけないなどを学べ、自分が人間として成長していく素晴らしい経験となります。
親密度がレベルアップ
恋愛ゲームなどに似ていますが、人付き合いをすることによってその相手との親密度がレベルアップすると筆者は考えています。
また親密度が上がれば話せる話題を増えますし、その相手のプロフィール情報が埋まるでしょう。
そうすると一緒にどこかに行くなどのイベントが発生したり、誕生日サプライズなどの仲が良くて良かったと思えるようなイベントもあるはずです。
仲良くなりたい、友達が欲しいと思う人ほど人付き合いを大切にした方が良いです。
【極論】人間は一人でも生きていける!
本当に極論にはなりますが、正直言って人間は衣食住あれば割と一人でも生きていけます。
人付き合いが面倒くさい、疲れるからもうやりたくないと思うのであれば、一人で生きていけるように今から準備を始めましょう。
そもそも人付き合いに対して、常に相手の気持ちを考えてしまったり、こうしないとと思ってしまうとただただストレスになってしまいます。
この筆者の極論を元に、人付き合いがストレスと感じたら「もういいや!一人でも平気だし!」と開き直ってみてください。
そしてまた人付き合いしたいなと感じた時に、「今、自分の気分が良いから人と関わってみる。」と考えてみましょう。
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