フリーライターと聞くと、語学や文法に強く語彙力も無いと稼げない仕事だと思っていませんか?
しかし一般的なレベルで日本語を使えることが出来れば、正直言って誰でもなれる仕事です。
今回はフリーランスの中で割と入門しやすいフリーライター、更にフリーライターの中でも始めやすいWebライターについてご紹介します。
フリーライターとは
まず手始めに、フリーライターとは文章の執筆によってお金を稼ぐフリーランスの職種のことを言います。
フリーライターといっても執筆する対象は様々です。
上記のように自分がやりたいと思う媒体を選ぶべきですが、今回は初心者におすすめの「Webライター」について詳しくご紹介しますね。
Webライターになる方法
未経験の方が簡単にWebライターになるには、「ランサーズ」や「クラウドワークス」などのクラウドソーシングを利用するのが一番です。
クラウドソーシングは無料で登録可能なサイトが多く、すぐに気軽に始められるかと思います。
登録後に自分の請け負いたい案件のジャンルを設定出来るのですが、「ライティング」などに設定しておけば相手からスカウトされることもありますよ。
また自分で案件を探す際も「ライティング 未経験」などで検索すれば沢山ヒットしますので、案件探しも簡単です。
大体はテストライティングや簡単な面接を行うのですが、それにクリアしてしまえばもうWebライターデビューとなります!
パソコンやスマホがあればすぐにWebライターデビューが出来ちゃう!
Webライターの給料
気になるWebライターの給料ですが、やはり最初はそんなに稼げないと思ってください。
最初からWebライターのみで生きていくと決めるのは非常に厳しいため、まずは副業として始めるのが生活に支障を来さずに済むでしょう。
基本的にWebライターの給料は文字単価で決まることが多いです。
例えば一文字0.5円と決められていて3000文字の執筆であれば、給料は1500円となります。
この文字単価に注目して案件を選ぶと良いでしょう。
未経験がまず始めに稼げる額
ライティング未経験であれば大体の相場は文字単価0.4~0.7円になります。
一口コラム程度の執筆でコツコツ稼ぐのなら良いのですが、文字数が1万文字などになると大変です。
1万文字の記事を頑張って書いたとしても2500円しか稼げません。
また未経験の方が1万文字を執筆するのにどれだけ時間がかかるか想像してみてください。。。
2時間程度で執筆完了すれば時給換算してもバイトと同じ位にはなりますが、執筆時間がかかればかかるだけ給料が低くなるでしょう。
そのため未経験により文字単価が低い案件しか取れない場合は、最大文字数の少なさも意識して案件を探すと良いです。
上級者や専門知識のある人が稼げる額
ライティングの経験が身に付いてくると自ずと執筆スピードが速くなってきます。
また執筆した記事のクオリティも上がり、昇給などの評価にも繋がるでしょう。
各案件ごとに毎月ライターランキングを催している場合があり、見事ランクインをするとボーナスの賞金をゲット出来る場合があります。
そのランキングの内容も「執筆数」だったり「読者数」だったりと様々なので、腕に自信のある方はボーナス付きの案件を狙うのもおすすめです。
またライティング歴1年以上から募集している案件では文字単価1円や2円を超えることもあります。
そうなれば今までの2倍近く稼げるようになりますし、どんな仕事もそうですが続けていくことが給料アップに繋がるのです。
他にも「子育て経験」や「IT専門知識」などの専門知識がある人は文字単価も一気に跳ね上がり、筆者が見かけた中で最高額3~5円の案件もありました。
未経験でもWebライターになれる?
本を全く読まない、偏差値の高い学校を出ていない、そんな問題は一切関係ありません。
未経験でも確実にWebライターになれることをお約束します。
また副業として始める方も多く相手側もそのことを分かっているため、休日だけWebライターでも全く問題ありません。
以下では未経験の方にぜひ率先してやってほしい、”ライティング上達のコツ”をご紹介します。
未経験歓迎の案件を探す
高単価な案件を受けてさっさと稼ぎたい気持ちは分かりますが、急に上級者向けの案件を受けるのではなく「未経験・初心者歓迎」の案件を探しましょう。
その中から文字単価や最大文字数を見比べて自分に出来そうな案件を見付けるのが得策です。
未経験を歓迎してくれている相手先の担当者は、相手先が用意しているチャットツールなどにより懇切丁寧にフィードバックしてくれます。
そのため仕事をするというよりも、「学びながらお金が貰える」という感覚で楽しく執筆活動が出来るのです。
逆に上級者向けだと「ここの文もうちょっと分かりやすく書いてください。」とざっくばらんに返されてしまいます。
そうではなく、未経験歓迎の場合は「この分は〇〇ではなく、▲▲と書くとより良いです。」とまで教えてくれる場合がほとんどです。
こうした優しいフィードバックのお陰で手短にスキルアップできるので未経験歓迎の案件を取るようにしましょう。
ライティングが上手い人から学ぶ
自分の参画しているメディア上の「人気記事」やライターランキングで上位に輝いている方の記事を読んでみましょう。
見出しや画像の使い方、太字などの強調している部分など評価されている要素が分かってくるはずです。
貴方の記事がどれだけ語彙力に長けていたとしても評価されないのであれば、それは読者の読みやすさに配慮していないという理由が多いです。
最近の評価されている記事は、語彙力などではなく視覚的に訴える力と、読みやすい文章が大切なことが分かります。
そうして評価されている記事に目を通し、真似できることは真似してどんどん記事のクオリティを上げましょう。
マニュアルに従う
相手先によりますが、マニュアルが用意されていることがほとんどです。
マニュアルでは給与管理や企業情報などのマニュアルのみならず、執筆ツールの使い方から見出しが何個、画像を何枚貼るなど細かく書いてあります。
そのマニュアルに沿った執筆でないと記事の修正で返さりたり、何回かマニュアルから逸脱すると強制解約となってしまうのです。
しかしマニュアルも当たり前のことや簡単な操作について書いてあるので、マニュアル通りの執筆は全く問題ないかと思います。
またそのマニュアルに従って執筆した記事は未経験が書いたと思われない記事となりますし、それに慣れてしまえばどの案件でも役に立つでしょう。
Webライターの強み
Webライターになると一体どんな強みがあるのでしょうか。
そもそも「フリーランス」と名乗るのってかっこいいですよね。
しかしそれだけではなく、具体的なWebライターとしての強みがあります。
あ、どうも。フリーランサーです☆
在宅勤務がほとんど
Webライターは基本的に在宅勤務となるので、通勤時間やメイクなどの時間を大幅にカット出来ます。
自宅にパソコンやスマホがあればすぐに仕事を開始出来ますし、外出先だとしても隙間時間に執筆可能です。
専業主婦の副業などにも利用されることが多く、小さなお子様から目が離せない方でも仕事が出来るという点が強みだと思います。
自由にスケジュールを組める
案件のためもちろん納期はありますが、納期さえ守れば自分の好きなようにスケジュールを組めるのもWebライターの強みでしょう。
納期までに記事の執筆が完了してしまえば残った時間は好きなように過ごせるので、会社のように決められた時間まで仕事をする必要はありません。
また案件にもよりますが、ほとんどの場合自分が執筆出来る分だけまとめて執筆記事の予約を取ることが多いです。
月初めや執筆完了毎に書きたい記事を予約して取るため、本当に自分のペースで無理なく執筆が出来ます。
今後の活動に役立つ
Webライターで培ったライティング力は、フリーライターとしてだけではなく本を出版してみたりブロガーになったりと様々な場所で役立つでしょう。
実際筆者もWebライターとして学びながら仕事をした後、こうしてブロガーになっています。
学んだ経験は本当に多く活かされており、記事執筆中に戸惑うことはありません。
どうすればSEOに強くなるかとか、見出しや画像のルールなども身に付けたためスルスルと執筆出来ています。
ちなみにこの記事は5000文字近くで、執筆時間は1時間半程度です。
案件を取る際に注意すること
それでは早速「未経験歓迎」の案件を探してWebライターデビューしよう!と言いたい所なのですが、注意する点があります。
以下でご紹介する点に注意しないと、最悪の場合タダ働きになってしまうのでご確認ください。
安すぎる単価
文字単価の相場についてお話しましたが、あまりにも安すぎる文字単価があります。
0.1~0.3円の文字単価の割に、最大文字数が1万文字などと記載されている案件は出来るだけ避けましょう。
未経験者が試行錯誤して時間をかけて1万文字書いても、1000円から3000円にしかならないのは最早奴隷ですよね。
そんな所では学べるものも学べませんし、ただ疲れてしまうだけなので避けましょう。
テストライティングに報酬無し
案件によっては「早速仕事してみよう!」という場合もありますが、ほとんどはまずテストライティングを行います。
テストライティングの実力とプロフィールの情報から、貴方と契約を結ぶか相手先が決めるためです。
テストライティングが合格すれば、そのテストライティングに対しての報酬が支払われます。
しかし中にはテストライティングが受かったとしても報酬が無い場合もあるのです。
またテストライティングで不合格になったと思いきや、その文章がリライトされて記事にされているケースもあります。
貴方の文章は貴方の一つの作品であり所有権があります。
もしこうした被害があったらすぐに専門の期間やサポートセンターに問い合わせましょう。
企業名ではなく個人名
案件を提供している相手先の名前が、企業名ではなく個人名だと少し注意してよく見てみましょう。
決して個人名が全て怪しい訳ではなく、個人で仕事をお願いしたいと思う方も沢山います。
ではなく、案件紹介文が完全にテンプレートで色んなアカウントで募集している案件の場合です。
検索結果に多く出す目的も一つですが、個人名で同じ案件を複数出すことによって評価が分散されるからです。
案件を選び仕事をする私たちワーカーは、その案件を出している相手先のページにて評価を付けられます。
そのため新しくその相手先を知った人は、ワーカーが付けた評価なども注目して仕事を取るか決めるのです。
その評価が分散できるように複数アカウントを持っている理由は、言わずもがな。。。
どれか最悪評価をされたとしても痛手を負わないためですよね。
【まとめ】在宅副業ならWebライターがおすすめ
副業をしてみたいけどどの職種を選べばいいか迷ってしまう方にはWebライターをおすすめします!
文章を書く事がよっぽど嫌いという訳ではなければ、未経験でも楽しく学びながら仕事が出来るんです。
それに集中出来る環境さえあれば、パソコンやスマホで隙間時間に執筆出来ますし、今後の自分の活躍のためにも良い経験となります。
難しい、たいして稼げないといった偏見は捨ててWebライターデビューをしてみませんか。
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