暑い季節に家の中でゴキブリに遭遇した経験はありませんか?
ゴキブリはジトっとした気温と水場が大好きです。そのためキッチンやその近くなどで遭遇することが多いでしょう。
ゴキブリが苦手な方はふとした瞬間に遭遇してしまえばパニックになるかもしれません。
逆に「ゴキブリなんて全然平気!」といった方はスリッパや丸めた新聞紙を武器にし、立ち向かって行くでしょう。
しかし、ゴキブリに対して間違った対処法をしてしまうと駆除どころか逆効果になりかねません。
今回はゴキブリの駆除よりもまず、遭遇することを避ける対策法をご紹介します。
安心しきった秋に天井から落ちて来た時は発狂した…。
ゴキブリには”遭遇して駆除”よりも”前もった対策”の方が大事
ゴキブリの駆除として、スリッパや新聞紙などで叩き潰すといった方法をとる方もいるでしょう。
その方法だと、もし卵を持っているメスのゴキブリであれば身の危険を感じた際に卵を落とす場合もあるため逆効果です。
またメスのゴキブリは”性フェロモン”という求愛フェロモンを出し、その匂いによって近くのオスはもちろんメスまでもが集まってくるともいわれています。
しかしいざ遭遇してしまえば、そういったことも考える暇もなくとっさに手が出てしまうかもしれません。
目の前の一匹を正しい方法で駆除したとしても、フェロモンにつられた、もしくは卵から孵ったゴキブリと次々遭遇すればキリがないでしょう。
こうした様々な理由で、駆除の前に正しい対策が必要不可欠となるのです。
ゴキブリの”卵や赤ちゃん”にも対策はできる
一見、成長し動き回っているゴキブリにしか対策は不可能かと思われますが、実はゴキブリが成長する前から対策は可能です。
ゴキブリの対策グッズの中には卵や幼虫にまでしっかり作用する物もあります。
また対策グッズのみならず、ゴキブリが成長しづらい環境作りを目指せばせっかく卵から孵ったとしても成長できなく出来るでしょう。
ゴキブリの卵は小さいですし、ゴキブリが産卵する場所は暗くて狭い場所が多いため産卵したとしても気付けません。
そのため放っておいても自然に駆除が出来るように事前に対策することが大切となります。
住居別のおすすめ対策方法
ゴキブリを対策にするにあたって注意したいのが住んでいる家の状況です。
住居の環境によってはあまりおすすめできない対策方法もあるため、ご自身の環境にあわせてしっかり対策をしていきましょう。
戸建てにおすすめのゴキブリ対策
戸建てではアパートやマンションの場合のように隣人に気を遣う必要がないため、思い切ってバルサンを炊くことが最も効果的といえます。
バルサンで発生した蒸気は普段手の届かない隙間にもしっかり入ってくれますし、殺虫能力も高いためしっかり駆除してくれるでしょう。
しかしそんな効果的なバルサンはゴキブリだけではなく、人体にも影響があるため使用方法をしっかり守らなければなりません。
説明書をよく読み、正しい使い方をすればバルサンの効果は絶大です。
アパートやマンションにおすすめのゴキブリ対策
アパートやマンションは戸建てと違い、隣人への気遣いをしながらの対策となります。
バルサンのように煙や臭いが少しでも発生する対策グッズでは、近隣に迷惑がかかる場合もあるのです。
そのためそういった隣人トラブルを防ぎつつも、しっかりゴキブリ対策をしたいのであれば、アース製薬のブラックキャップがおすすめです。
ブラックキャップはドーム型の小さな入れ物の中に毒餌が入っており、入れ物に空いた小さな隙間からゴキブリが食べていきます。
その毒餌を食べたゴキブリは息絶え、その死体を食べたゴキブリも毒にやられて息絶えます。
また毒餌の成分は、食べたメスが産んだ卵にすら効くため、ゴキブリ駆除の無限ループが可能です。
煙や蒸気はもちろん、匂いも抑えられているため近隣に迷惑をかけずにしっかり対策出来るでしょう。
小さいから目立たず対策できてとても便利!
共通して可能な対策
この記事を読んでいる中でエアコンからゴキブリが降ってきたというトラウマを持つ方もいるでしょう。
ゴキブリの侵入経路は様々ですが、外に置いてあるエアコンの室外機からの侵入も少なくありません。
室外機のホースは暗く湿っていて暖かい、とゴキブリにとってかなりいい環境のためこちらも対策を万全にするのがベターです。
遭遇した時のために必要なグッズ
もしゴキブリと遭遇してしまったら、叩き潰すのはやめましょう。
ゴキブリは排水管や生ごみの中など、雑菌が湧く場所で生活をします。
そのため潰してしまうと、体内や身体に付着した雑菌が舞ってしまうのです。
叩き潰すのではなく、殺虫剤や冷凍スプレーなどで始末することがおすすめとなります。
ペットや赤ちゃんを気にしなくて構わない環境であれば、殺虫剤が効果的です。
ゴキブリは逃げ足が速く、見つかるとすぐに手の届かない隙間に逃げていきます。
その場合に隙間や高い所に殺虫スプレーをかければ、弱らせながら手の届く範囲まで追いやることが可能です。
しかしペットや赤ちゃんがいるご家庭だと気になる方もいるでしょう。
その場合は、冷凍スプレーの方がおすすめです。冷凍スプレーなら殺虫成分が入っていません。
なので食事中だとしてもゴキブリとの死闘を安心して繰り広げられますし、ゴキブリ処理後もスプレーをした場所を拭くといった手間もかからないです。
ゴキブリは高い所から滑空する際に羽を広げるけど落ち着いて対処しよう。
【まとめ】遭遇して焦る前に万全の対策を!
ゴキブリに遭遇してしまうと焦ってしまいますよね。
また「1匹いたら100匹いると思え。」とよく聞かされているため、遭遇した日から数日間は神経過敏になってしまいます。
そうしたゴキブリへの不安を払拭するためにも、日頃から万全の対策をとることが私たち人間が幸せに暮らしていく1つの手段ともいえるでしょう。
ゴキブリは夏だけではなく、春の終わりや秋の始まりでも見かける可能性はあります。
ゴキブリの存在を気にせずに1年を終えられるよう、住環境に合わせてしっかりと対策をし住みよい環境を作っていきませんか。
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