内緒にしてほしい話をバラされていた経験はありませんか。
もしかしたら自分が内緒にすべき話を色々な人に話してしまっている可能性もあるでしょう。
今回は自分の周りのおしゃべりな人とどのようにして付き合っていくか、上手な付き合い方をご紹介します。
なぜ口が軽いのか
おしゃべりな人はなぜ口が軽く、様々な内緒話を話してしまうのでしょうか。
言ってはいけないと分かっているのに話してしまう方もいれば、ついクセで話してしまう方もいます。
裏話の方が盛り上がる
実際、皆が知っている話を話すよりも皆が知らない内緒話や裏話などのぶっちゃけトークの方が、その場が盛り上がります。
そのため話し手は場が盛り上がることに対して快感を覚えますし、次から次へと情報を入手しようとするのです。
またそういった話を聞いている方も、自分が知らなかった事実に驚き感動したり、人の裏事情を知って安心したりと様々な感情を持つでしょう。
そもそも悪いと思っていない
その内緒話に対して内緒にするべきような話ではないと勝手に判断し、何の悪気も無く色々な人に話してしまうケースがあります。
しかし一方でバラされた方は、内緒にしてほしかったのにと傷付いてしまうのです。
また話がどんどん広がり、物事が大きくなってしまう可能性もしばしばあり、話の内容的には大したことではないはずが人から人へと伝わるうちに膨らんでいくこともあります。
しかしおしゃべりな当の本人は、何故秘密にしなければならないのか分からないし気付いていないため、その現状に対して悪いと思っていないのです。
話の登場人物を嫌っている
愚痴に近いですが、その内緒話に出てくる登場人物のことを根本的に嫌っていれば、バラしてやろうという気持ちが芽生える可能性もあります。
内緒にしてあげたい、恥を晒させたくないといった、その人を守ろうという意思がそもそも存在しないため、内緒話をバラしても逆にスッキリするのです。
内緒話はしない方がいい?
内緒話とは内緒にしてほしい話を話しているため、バラされてしまえば自分にダメージが来ます。
それならバラされた時のことを想定して最初から話さなければ良いとなるでしょう。
しかしそれでも内緒の話を話したい時は一体どうすればよいでしょうか。
仕方ない場合もある
バラして欲しくない内緒話なら最初から誰にも話さなければ安心ですが、話さなくてはならない場合もあるのではないでしょうか。
例えば、世間には公表出来ない話でも身内にだけ知っておいてほしい話や、相談したい話などがあります。
冠婚葬祭の話などは身内にこそ知っておいてほしいものです。
そういった話はまだ公にして欲しくないけれど、社交辞令としても早めに伝えたいといった場合に仕方なく話さなくてはなりません。
内緒にしてほしいことを強く出す
どうしても内緒話をしなくてはならない場合は、本当にバラしてほしくないという気持ちを強く伝えましょう。
またもしバラしたらどういった結果を招くことになるかを伝えるのも得策です。
例えば家庭内の内緒話を聴いてもらう場合は、「もしバラしたら私の家庭が壊れてしまう。」などとちょっと脅し文句に近いことを言うと良いでしょう。
そういった「バラしたらこうなる。」という結果が何となく把握できることによって、内緒話を聞いた人も自分が加害者にならないよう身を引き締めるはずです。
バラされてもノーダメージの話だけにする
信頼している相手に内緒話をしても、その相手も悪気なく思わず口が滑ってしまうといったこともあります。
そのため基本的にはバラされることを想定して、その時に自分がノーダメージで済ませられる話に留めておくことが良いです。
例えば自分の性格が、自分の失敗談を笑い飛ばせるような性格なのであれば自分のそうした恥ずかしい内緒話をバラされたとしても平気でしょう。
しかし「自分だったらバラされても平気。」でも中には繊細な人やプライドが高い人もいるため、自分の価値観で決めるのではなく内緒話は基本的にバラしてはいけません。
口が軽い人の見分け方
口が軽い人というのは一定数いるのものですが、どうにも外見だけで判断するのは難しいでしょう。
筆者の統計上、あまり親しくない人から他の人の内緒話をベラベラ話されると、その相手はおしゃべりな人なんだなと考えてしまいます。
信頼関係が成り立った上で、他の人の噂などを話しているのであれば相手もこちらを「バラさないだろう。」と信じて話してくれることが分かるでしょう。
しかし「この話を適当に回しといて~。」と言わんばかりに誰彼構わず話している人には要注意です。
自分の口の軽さを対策する方法
自分が内緒話を聞いた後、どうしても口が滑ってしまったりその後にトラブルに発展してしまったりした経験はありますか?
散々楽しい会話をした後に、「あの話、しても良かったのかな。」と一人で反省会をする方もいるでしょう。
そうならないように対策を練って、人からしっかり信頼してもらえるように心掛けると良いです。
本人がこの場にいても支障のない話をする
内緒話をした後にトラブルに発展してしまったケースの代表例では、「内緒話だと思わなかった。」という場合が多いです。
「内緒にしてね。」と言われなければ全てを話して良い訳ではありません。
もしその判別が付かないのであれば、今この場にその内緒話の登場人物がいることを過程して、話しても支障がないか考えてみましょう。
会話の前に一呼吸おく
楽しい会話は盛り上がるとどんどん次の会話のネタが思い浮かぶでしょう。
そういえばあれも、これもと浮かび上がっているうちに、その中の一つにもしかしたら内緒話があるかもしれません。
そうした内緒話を話す前に、一度本当に話して良い話なのかしっかり考えることが大切です。
内緒にするべきか聞く
内緒話の内容があまりにも面白くて誰かに共有したい場合は、その内緒話を話してくれた本人にその旨を伝えましょう。
内緒話は信頼している相手の中でなら共有は可能な場合もあったり、逆に自分だけでストップしなければならない場合もあったりします。
真面目な内容の内緒話であれば、例えば警察などの頼れる人に共有をしなくてはなりませんし、そうした場合に本人に直接共有の許可を取れば良いのです。
口が軽い人との付き合い方
自分の周りにもし口が軽い人がいたらどうすれば良いでしょうか。
そもそも仲が良い訳ではないのであれば距離を取れば良いですが、友人などであればすぐに縁を切ることは難しいかもしれません。
これからも付き合う可能性がある相手との上手な付き合い方を考えてみましょう。
内緒の話は提供しない
おしゃべりな人=性格が悪いと判別するのではなく、おしゃべりなだけでそれ以外は普通の性格の人もいるでしょう。
それなら最初から内緒話をその相手に提供しなければ今後も良い人間関係を築けるはずです。
人間には誰にでも欠点があるため、それを相手に直してもらうことを強要していては話が進みません。
おしゃべりなのが悪いのですが、そうではなくこちら側も気を付けられることは気を付けるようにしましょう。
正直に反応する
おしゃべりな人は誰かの内緒話をバラすことが面白くて楽しいと感じている場合もあります。
そしてこうした内緒話を聞いている人も自分と同様楽しいはずと勝手に決めつけていることが多いです。
そのため内緒話をされた時に面白ければ笑えば良いですが、あまりにもひどい内容だったり聞いていて不愉快な場合は正直に反応してみましょう。
相手は良かれと思って話した話がスベれば今後は話す内容を考えるかもしれませんし、自分でも楽しくないと気付き始めるかもしれません。
絶対に口外しないことを約束する
どうしても内緒話をしなければならない場合は口を酸っぱく絶対に口外しないと約束をしてください。
その際も「もしバラしたら~。」というバラした後の話をしたり、「あなたにしか話していないからバレたらすぐ分かるよ。」と念には念を入れましょう。
【まとめ】自分に責任があることを知る
内緒話を誰かに話すということは気軽に出来ることですが、実は重大な問題に繋がる場合もあるのです。
その内緒話をバラされた後に何かトラブルへと発展し、バラした人を責めるかもしれません。
しかしバラした方も悪いですが結局はその人に話をしてしまった自分に責任があることを忘れてならないでしょう。
また誰かの噂や悪口を色んな人に言いふらした場合、その場は楽しくてもそこで聞いている人は総じて「あなたが話していた、あなたから聞いた。」と口を揃えて言うはずです。
このように常に、「この話をしたらどうなるか。」という結果を一足先に考えてから発言するように心がけましょう。
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